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09月08日-02号

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  1. 志免町議会 2020-09-08
    09月08日-02号


    取得元: 志免町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    令和 2年第7回 9月定例会1 議 事 日 程(第2号)   (令和2年第7回志免町議会定例会)                                    令和2年9月8日                                    午 前 10 時 開議                                    於   議   場 日程第1 会期の延長 日程第2 一般質問番号質 問 者件    名要旨・質問内容質問の相手1牛 房 良 嗣1.「英語教育」の指定をチャンスに。英語力向上の実現を。中学3年英検3級全員合格を目指せ。(1) 「英語教育重点支援市町村指定事業」について。  ①指定を受けた理由と県教育委員会からの支援の内容。 (2) 拠点校(中学)の具体的取組みと達成目標について。  ①拠点校の達成目標。  ②校長、教師の取組み。意識改革は十分か。  ③生徒の受け止めは。 (3) 英語力向上は学力向上の起爆剤。全町挙げての取組みを(提案)。  ①希望する幼稚園、保育園への外国人講師の派遣支援。  ②小学1、2年生への外国語活動の前倒し。  ③地域の応援、夏冬春休み、土日を活用した町内会主導こども英語学習外国人講師の派遣支援を。町長 教育長2.外国人のこどもに愛を。(1) 外国人登録者とこどもの急増。  ①平成28年~令和2年の5年間の推移。 (2) 外国人のこどもの入園、就学状況。  ①幼稚園、保育園への入園者数。日本語教育は。  ②小中学校への入学者数。日本語教育は。 (3) 外国人家庭への対応。  ①相談窓口の活用。就園、就学の案内。  ②学齢簿の整備。家族交流会こども日本語教室。町長3.「病児保育施設」を志免町に。働く世代に安心を。(1) 悲願 志免町設置。  ①病児保育事業は宇美町が先行実施。平成14年から志免、須恵が加わり3町で運営。ベッド数は4床。   46,000人の人口をかかえる志免町の特に若い世代からは、志免町内での新しい施設の強い要請あり。
      早急の解決を。町長2藤 瀬 康 司1.町民図書館について。(1) 町民図書館の運営について。  ①町民図書館の年間の貸出人数は。また、近隣の町民図書館は。  ②読書通帳について   ⅰ.各発行数は。   ⅱ.通帳を持っている人の貸出状況は。  ③3階が図書館、2階に児童資料室と別れている。一緒にできないか。  ④タブレットの貸出を行ってみては。  ⑤DVD・ビデオの視聴コーナーを作ってみては。  ⑥タブレット図書館を整備してみては。  ⑦民間委託をして魅力ある図書館にしてみては。町長 教育長2.飲食店救済について。(1) デリバリー志免について。  ①志免町独自の飲食宅配代行サービスデリバリー志免」を町が作ってみては。   飲食店救済買物難民救済学生アルバイト救済の3つの救済を町が行う必要がある。町長3木 村 俊 次1.水害対策について。(1) 近年の異常気象による大雨への対策、取組みは。  ①昭和48年(1973年)以降に志免町では水害が何回発生したか。  ②近年の異常気象により全国でも1級、2級河川の氾濫が相次ぎ発生している中、宇美川の現状認識は。  ③宇美川改修工事完了後の安全点検と他の改修補修工事の実施はあったのか。  ④宇美川に堆積する土砂の県の浚渫計画はあるか。  ⑤浚渫実施に向けた予算確保と、町から要望を行っているのか。  ⑥吉原橋下流に土のうが置かれているが、設置の理由と住民説明は。町長2.保育士の確保について。(1) 福岡市は、不足する保育士を安定的に確保するため、保育士確保事業補助金交付要綱を定め、「家賃助成補助金」と「就学金支援補助金」を実施している。志免町の保育士確保に向けた取組みについて。  ①志免町の保育士確保のための具体策は。  ②町内の民間保育園は、隣接する福岡市と補助金などで格差があるため、保育士の確保に苦慮しているのでは。町長4亀 崎 大 介1.子育て支援について。(1) 志免町で子育てを行う方に手を差し伸べなければならない。  母親の孤独・孤立の解消、子育てを学び悩みを話し解決することが必要。  共働き・若年層など生活スタイルにあった支援はできているのか。  ①志免町独自の施策は。また、その評価は。  ②子育て中の共働き世帯の割合は。  ③健診・予防接種・学校行事など日程や案内に配慮はあるのか。  ④子育てを学ぶ機会や悩みを話す機会はどれだけあるのか。また、その成果は。  ⑤お母さんの睡眠不足解消のため託児をして仮眠できる場所を確保してはどうか。  ⑥子育て世帯を全面的に支援する専門職を育成してはどうか。町長2.教育について。(1) 志免町の将来を担う人材の育成のために独自の奨学金制度をつくってはどうか。  ①志免町への定住や人材を確保するために、志免町に住み、特定の業種で一定期間働いた場合には、返済の免除や減額とする奨学金制度をつくってはどうか。   例えば、保育士や介護士。町長2 出席議員は次のとおりである(14名)  1番  稲 永 隆 義              2番  岩 下 多 絵  3番  亀 崎 大 介              4番  木 村 俊 次  5番  小 森 弘 美              6番  藤 瀬 康 司  7番  丸 山 卓 嗣              8番  安河内 信 宏  9番  大 熊 則 雄              10番  丸 山 真智子  11番  牛 房 良 嗣              12番  大 西   勇  13番  古 庄 信一郎              14番  末 藤 省 三3 欠席議員は次のとおりである(0名)  4 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)  議会事務局長  石 津 吉 章          書記      平 山 聡 彦  5 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(21名)  町長      世 利 良 末          副町長     丸 山 孝 雄  教育長     金 子 眞 恵          会計管理者   牛 房 大 和  総務課長    内 野 克 志          まちの魅力推進課長                                   高 山 真佐子  経営企画課長  篠 原 優 人          税務課長    前 田 憲一郎  住民課長    塩 崎 幸 恵          福祉課長    本 田 真由美  福祉課参事   今長谷 智 子          健康課長    徳 永 康 國  子育て支援課長 藤 野 和 博          生活安全課長  太 田 成 洋  都市整備課長  砥 上 敏 之          上下水道課長  圓能寺 豊 博  学校教育課長  池 松 貴 恵          学校教育課参事 吉 冨 哲 哉  社会教育課長  安 楽   実          総務課長補佐  二 村 研 司  経営企画課長補佐米 澤   大            ~~~~~~~~~~~~~~~~              開議 午前10時00分 ○議長(丸山真智子君) おはようございます。   これより本日の会議を開きます。   日程に入る前に報告します。   6日から昨日7日にかけて接近した台風10号につきましては、大型ということで大変心配されましたが、志免町では避難者数が300名近くと多かったものの、大きな被害はなかったとの報告を受けております。ただ、全国的には被害があっておりますので、心よりお見舞い申し上げます。   また、夜を徹しての災害対策本部また避難所運営に当たられた職員の皆さんに感謝申し上げます。お疲れさまでございました。   次に、町長より発言の申出がありましたので、これを許可します。   世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今回の台風10号における志免町の対応と現状について報告をさせていただきます。   9月7日未明から早朝にかけ福岡県に最接近しました大型で非常に強い台風10号は、気象庁から、今までに経験したことがない記録的な暴風や高波、高潮、大雨になるおそれがあるとして、台風が接近する前から対策を終えるよう強く呼びかけられていました。そういったこともあり、志免町として6日に災害警戒本部から災害対策本部を設置し、町民センター自主避難所を開設、それからシーメイト、各小・中学校体育館の避難所の開設を行いました。また、各公民館におきましては自主的に避難所開設を行っていただいておると聞いております。   6日から7日にかけての全施設の避難者数は、134世帯で245人となりました。また、公民館の避難者数は56人と伺っております。   今回は、検温や手指消毒、マスクの着用及びソーシャルディスタンスなどの新型コロナウイルス感染防止対策に努めた避難所開設となりました。よって、いつも以上に職員を多く配備し、緊急事態に備え、夜通し対応を行っております。   台風10号による志免町の最大風速は、参考値ではありますが、7日の朝5時49分に29.9メートルを計測しています。樹木の倒木や一部フェンスの倒壊、吉原地区で一部停電等もありましたが、幸い、今のところ大きな被害は報告されておりません。   以上、簡単でありますが、台風10号における志免町の対応、現状の報告をさせていただきます。 ○議長(丸山真智子君) 以上で報告を終わります。   それでは、日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会期の延長 ○議長(丸山真智子君) 日程第1、会期の延長の件を議題とします。   お諮りします。   本定例会の会期は9月24日までと議決されておりましたが、台風の影響により9月7日の本会議を休会としたため、9月25日まで1日間延長したいと思います。これに御異議はありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山真智子君) 異議なしと認めます。したがって、会期は9月25日まで1日間延長することに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 一般質問 ○議長(丸山真智子君) 日程第2、一般質問を行います。   順番に発言を許します。   11番牛房議員。質問時間30分です。   牛房議員。 ◆11番(牛房良嗣君) 通告に従い、質問に入りたいと思います。よろしくお願いします。   今、小・中学校の英語教育は速いスピードで大きく変わろうとしています。小学校5、6年生の英語は教科となり、年間70こま、週2回の授業となっております。小学3、4年生では、外国語の活動で週1回、年間35こまの授業となっております。中学校では、今まで900の単語だったのが倍の1,800個に変わり、授業は全て英語で行われるというようになってきております。   こうした中、福岡市並びに福岡都市圏市町村の英語力は全国でもトップクラスにあります。志免の中学生たちが福岡市及び周辺市町村に比べて劣るところは一つもないと私は思っております。今回、志免町が英語教育重点市町村の指定を受けることになりましたが、今回の指定をきっかけにトップクラスに躍進することを願いながら、この質問をさせていただく次第でございます。   最初の質問は、教育長並びに参事のほうへお願いしたいと思います。3つあります。   一つは、2020年度の今年度、志免町が英語教育重点市町村の指定を受けた経緯について御報告をお願いします。   2番目は、指定を受けた志免町に対する県教育委員会の指導、支援の内容について御報告をお願いしたいと思います。   3番目は、町は英語力向上の拠点校に志免中を指定しましたが、スタートして半年、志免中の取組と、それから達成目標等について、何か報告事項があればお願いしたいと思います。   以上3点について、まず報告のほうをお願いしたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 御質問いただきました指定を受けた理由についてお答え申し上げます。   中学校3年生を対象に毎年実施されている全国学力・学習状況調査において、昨年度初めて英語科でも実施されました。志免町の平均正答率は全国比の89%で、聞くこと、読むこと、書くことの領域全てにおいて全国平均を下回りました。また、英検IBAテストにおいて英検3級以上を達成した中学3年生は33%であり、国が目標として示された50%には達していない状況にあり、全体的に中学生の英語力育成に課題があることが明らかとなりました。   志免町教育委員会といたしまして、課題を解決するには教師の授業力アップを図るための組織的な取組と子どもたちに対してのきめ細やかな指導が必要であると捉え、県に相談をしておりました。そういった経緯で、県教育委員会より3年間の英語教育重点支援市町村指定事業の紹介をいただき、積極的に指定を受けた次第でございます。   本町では、この事業の拠点校を志免中学校といたしました。具体的な県教育委員会からの支援につきましては、3点ございますので、参事より説明いたします。 ○議長(丸山真智子君) 吉冨学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(吉冨哲哉君) 具体的な県教育委員会からの支援について3点ございます。   まず1点目は、福岡教育事務所等の指導主事の重点的な派遣でございます。今後、研究授業を計画したり実施したりする際に招聘し、授業改善の専門的なアドバイスをいただきたいと考えております。   2点目は、英語学習の補助を行う学習支援員の配置でございます。これにつきましては、現在、志免中学校1年生の英語の授業において各クラス週1時間、また2、3年生には隔週で1時間ずつ、年間で420時間程度、教科担任と支援員の2名体制で授業を実施しております。   3点目は、学習ソフトの整備でございます。これにつきましては、教科書に準じた問題だけではなく、小学校で学んだ英語の振り返りや高校入試の問題など、一人一人の習熟度に応じて取り組むことができるようなものを想定しております。また、リスニング問題や解説を動画で視聴するなど、ICTならではの特徴も生かしながら、11月の1人1台の端末整備に合わせて整備する予定です。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 牛房議員。 ◆11番(牛房良嗣君) ただいま教育長並びに吉冨参事より、今回の指定に対する経緯並びに授業内容あるいは生徒への改善事項についてるる説明がありました。私は、そういうことについて、これは先般、学校経営構想の発表会が6月にありましたが、校長先生等の真摯な発表をお聞きして、ぜひ今回は必ずや志免の中学の生徒たちがほかに劣らないような立派な生徒になっていくことを確信しておりますが、1つだけ、今、教育長の話の中でお聞かせいただきたいことが1つあります。   先ほど、生徒へのいろいろなレベルアップの話はありましたが、一番最初に話がありました指導力の向上について、今、英語の先生が志免両中学校に何人おいでになって、これが師事した英検準1級に何名の方が合格してるのか。あるいは、先生の準1級受検に対する支援というのを今後どういうふうなことで持っていかれるのか。その辺のところの状況をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 吉冨学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(吉冨哲哉君) 志免中学校並びに志免東中学校それぞれ、志免中学校には7名程度、志免東中学校には5名程度の英語科の教職員がいらっしゃいます。英検準1級を持っている教職員は極めて少ないということで、ゼロ名、1名ということであるというふうに認識をしてます。   ただ、英検準1級については資格はないのですが、志免町では研修を進めていきたいと考えておりまして、県が募集しております英語教育のオンライン、オフライン研修というのに小・中学校合わせて10名程度教職員を派遣させていただいて、今年度研修を積んでいるところでございます。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 牛房議員。 ◆11番(牛房良嗣君) 私は、今回の改善の中で一番大事なことは、学校側と、それから生徒側と2つ問題があると思いますが、学校側の問題としたら、やっぱり先生の指導力をアップさせることが何よりの肝腎なところで、それが不十分な場合は生徒のレベルも不十分な結果に終わることは、これはもう明白なことでございます。   したがいまして、今、話のように、残念ながら両中学における英語の教師の準1級というか、これは平均的なものでございまして、ぜひこのレベルには最低でも達するように、これは先生の努力もありますが、行政の支援もぜひ私はお願いしながら先生のレベルアップを図っていただきたいということをお願いしておきたいと思います。   それからもう一つ、今の教育長の話の中で感じましたことは、志免町の英語の教育については、平成31年度の学力テストはもちろんですが、平成25年からスタートしております英語教育実施状況調査においても、7年間にわたって非常に低いレベルで来てると。これをひとつ、さっき申し上げましたように、福岡市並びに周辺都市のレベルアップまで持ってくるということは決して簡単なことじゃないんですが、そういった面での私は目標というか、この3年間の、この指定の期間を受けてる3年間、並びに指定期間だけじゃなくて、これから将来にわたって中学生の英語力をどこまで鍛えてくるのか、この辺のところをもうちょっと明確なことでお話しいただけたらありがたいと思うんですが、お願いしたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 吉冨学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(吉冨哲哉君) この事業の最終年度、つまり令和4年度に、志免中学校3年生を対象に行われます英検IBAテストにおいて英語検定3級取得者50%、人数にいたしまして339名中170名の生徒を目標にしております。   教職員の意気込みでございますが、志免中学校の校長先生が掲げています学校経営構想の重点目標は学力向上です。今回の英語教育の指定事業を、英語科教員授業力向上や生徒の英語力向上で終わらせるのではなく、このことをきっかけとして教職員全員授業力向上や全生徒の学力向上につなげていく考えでございます。そのため、校長先生は全ての先生方に対して英語教育指定事業の説明をしております。   また、英語科の教科会議では、学習支援員の活用や定期考査の問題検討、今後の授業公開に向けた指導案審議を中心に話し合われています。さらに、今の3年生は英語の学力が特に高いことから、英語の学力一点突破から学力向上の全面展開を学年職員の合い言葉にしながら、先生方も生徒の学力向上に対して熱心に取り組んでいるところです。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 牛房議員。 ◆11番(牛房良嗣君) 私は、今の話の中で、これは国からの指示もあります。今おっしゃったように、中学生のレベルを英検3級の50%という指標を国が掲げてるわけでございます。私は、これについて非常に抵抗を感じるんです。ということは、50%というのは、あと50%落ちてもいいんだということだと思います。   したがって、1つのクラスが35名おれば、35名全員を英検3級の合格ライン、ライセンスを取らせるということが私は先生の務めだと思っております。そういったことを十分先生も生徒も考えた上で、このハードな英語について挑戦していく意欲もまた出てくるんじゃないかというような意味で、学校教育のほうではいつも、1人の子どもも落とさない、要するに全員をすくい上げていくというのが教育の基本になってるはずだと思うんですが、そういった意味でぜひ私は目標の設定を、子どもたち全員を英検3級のレベルまで上げるんだというような、ま、これは私個人の話でしておりますので、あと何かそういったことを参考にしてやっていただければありがたいと思うんです。   以上で一応、教育長並びに参事にお話をお伺いしましたが、ここで町長から、ぜひ町長の、教育会のトップは町長ですので、今の教育長の話あるいは参事の話あるいは今回の指定を受けた話、そういった面を総合して、町長の今後の英語教育に対する取組並びに覚悟について御報告をお願いしたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今回の指定校につきまして、本当にこの指定をきっかけとして英語力の向上、また一般教養の向上ももちろんのことでありますが、図っていければと思っております。今回のことがいいきっかけになればというふうに思っております。   先ほどから議員が言われますように、50%の目標は目標として、言われるように、全員合格を目指すのがやはり目指すところではないかなというふうに思っております。志免中、志免東中も含めまして、志免町の教育力アップをぜひ今回の指定校を機に図っていければというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 牛房議員。 ◆11番(牛房良嗣君) 今回の英語の質問に対して最後の質問になりますが、最後の質問というよりも最後の提案ということでさせていただきたいと思いますが、私は今まで何回もずっと英語についての問題点を提起してまいりました。私が英語にこだわる理由というのは、英語というのは英語だけじゃなくて学力向上の全般に影響するものであり、学力向上の私は起爆剤だと思っております。これは福岡市や北九州の例を見るまでもなく、学力向上が、例えばいじめだとか、あるいは不登校だとか、あるいは教育格差といった、そういった一つの大きなそれを是正していく特効薬であると。私は、そういうふうに考えてるわけでございます。   したがって、今回の英語力の向上というのは、学校が一生懸命やるというのは、これは当たり前のことです。しかし、学校だけで果たして今の町長の話されたような100%が可能かどうかということは、これはやっぱりそうじゃなくて、これを全町挙げて取り組むと。私は、この前の校長先生の経営構想ですか、発表会で聞きましたが、例えばチーム志免中とか、あるいは東中とか、あるいは校長以下全職員が一体となるとか、そういう一つのチームとして対応されてるということを考えれば、今回の英語の問題については学校だけの問題じゃなくて、これを志免町の行政としてどう対応していくかということについても考えていただきたいなと、こう思います。   そこで、3つのことをここで提案させていただきます。   一つは、幼児への英語の学習支援。これは、今、4つの幼稚園、それからまた15の保護施設、合わせて約2,500人が志免町の保育園に通園しております。希望する幼稚園並びに保育施設へ外人の講師を派遣するということは難しいことじゃないと思うんですね。そういったことで、今も各施設や幼稚園、保育園でやっておりますが、千差万別でして、うちはそれをやらないところもあるし、あるいはやろうと思ってもお金がないからできないというところもあるし、学習ソフトだけで我慢してるところもあるし、あるいは外人を連れてきて講習してるとこもあります。いろいろこれはね、町長調べられたら分かりますけど、15あれば15の施設で、今、英語の問題についてどう取り組んでいくかということについて考えているところが多いということについて、私は今申し上げましたような希望する幼稚園施設、それから保育施設への外人の講師の派遣をぜひ検討していただきたいということをお願いしておきます。   それから2番目は、要するにそういった幼児の英語学習と小学校との切れ目をつくらないためにも、小学1、2年生から英語の外国語活動、これを取り入れていただきたいなと、こう思っておりましたが、先ほどの話で学校教育課のほうからは、1、2年生についての英語、外国語活動については十分配慮して新年度からやっておりますというふうな話も聞いたんですが、間違いないですかね。その点、確認したいと思いますので、お願いしたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 吉冨学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(吉冨哲哉君) 1、2年生の児童に対する外国語活動の前倒しにつきましては、ほかの教育課程の時間数を削減する必要がございますので、実施は難しいというふうに考えております。しかしながら、小学校3年生で英語教育のゼロからの学習者にならないように、小学校1、2年生を、希望者を対象に外国語学習への動機づけを図る何らかの外国語活動についてALTとともに協議し、今年度実施することを検討しております。 ○議長(丸山真智子君) 牛房議員。 ◆11番(牛房良嗣君) よう分かる。ぜひ、私は幼稚園と小学校との、要するに1、2年生がないということはそこで切れ目ができるわけ。せっかく幼稚園で、あるいは保育園で英語学習の外国語活動をしてきた子どもたちが、1、2年生で切れ目をつくる。もったいない話なんです。だから、これをつなげば、今度は小学校の5、6年生の急激なレベルアップもできるし、そういったことも兼ねてぜひ前向きに検討していただきたいと思います。   それから3番目は、これは地域町内会の応援ですが、地域の応援というのは大事なことでございまして、ここへ書いておりますように、町内会あたりで例えば土日の活用、あるいは夏休み、冬休み、春休みの休み期間を利用した英語学習あるいは一般の学習の講習会とか、そういうものに対する、英語教師に対する派遣を行政のほうで考えていただいたら、地域の町内会あたりも非常に取りつきやすいんじゃないかと。地域が地域の子どもたちを応援すると、後押しをするということは、これは非常に大事なことでございます。ぜひ、お願いしたいと思います。   以上3点でございますが、決して難しいことではないわけでございまして、町長あたりの御所見もお聞きしたいと思うんですが、いかがでしょう。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 牛房議員におかれましては、英語力の向上、すなわち学力の向上を以前から熱心に取り組んでいただいておるところでございます。今言われます学校での取組のほかに地域での取組等について、一部の町内会で今実施をしていただいておるところでございまして、そこの町内会に各公民館から視察等も行かれたと聞いております。いろんな公民館がもう一斉にやろうということであれば、それなりの、公平性の観点からそういったこともまた必要になってくるという認識をしておりますが、各町内会でいろんな取組をされている中で、これからそういった話も少しずつ上がってくるのではないかというふうに思っております。   英語力の向上は学力の向上につながるということを大前提として、いろんな取組、また町としてもイングリッシュプログラムを含めまして幼児期の英語講習等も実施をいたしておるとこでございます。しっかりその辺は取組をさせていただきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 牛房議員。 ◆11番(牛房良嗣君) 町長からも力強い御支援を、今後前向きの回答をいただき、ありがとうございました。   今、私は英語の問題についていろいろお話し申し上げましたが、子どもとか中学生も含めて、英語は好きで楽しいと。みんなそう思ってるし、何とか自分たちもうまく上手に話が外人とできて、友達ができたらいいなというふうな、英語を嫌うんじゃなくて、英語はみんな好きで、学びたいという子どもたちでいっぱいでございます。保護者も、うちの子どもにはぜひしっかりした英語の学習支援をしてほしいなと、こういうふうな思いを持ってるし、それから地域のいろんな町民の方たちも、これからの子どもには英語は大事だと。しっかり頑張って英語も勉強してほしいなと。そういう思いが、私は今の志免町の中には充満してると思います。   したがって、ぜひこれを、学校はもちろんですが、地域も、そして幼稚園も、みんながそういったことで1つの目標に向かって一つになって進んでいけるような、チーム志免といいますか、そういうものを町長につくっていただいたらありがたいなと。こういうふうに思って、今回の質問をさせていただきました。要は、今回の指定をきっかけに、志免町がほかの福岡市や周辺の都市に劣るところが何がありますか。私は、中学の子どもたちを見てて、立派な子どもたちです。どうかひとつ、子どもたちがこういった英語のハンデを背負って高校、大学、社会人になるようなことだけは絶対に私はしてはならないし、させてはならないと思いますので、ぜひこのきっかけを中心に英語に対する思いを皆さん方が持って、目標に向かって完遂していただくことをお願いしときます。   以上で英語のほうは終わりまして、あと続きまして2つ目の質問に入りたいと思います。いいでしょうか。   2番目の質問は、今、志免町には外国人の登録者と子どもが急増しております。温かく迎え入れて、子どもたちには日本人と同じような教育をしていただきたいと。そして、志免町が国際性豊かな温かい町に成長していくことを願い、この質問を選んだ次第でございます。   そこで、今、外国人の登録者と子どもの増加状況について、どれくらい増えてきてるのか担当課のほうから御報告をお願いしたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 塩崎住民課長。 ◎住民課長(塩崎幸恵君) それでは、平成28年から令和2年度のそれぞれ3月31日現在の外国人住民の人数をお答えします。   平成28年が477名、平成29年が494名、平成30年542名、平成31年592名、令和2年637名。   以上となってます。 ○議長(丸山真智子君) 子どもさんですね。              (11番牛房良嗣君「はい。子どもの数が」と呼ぶ)   分かりますか。子どもさんの数ですけど。 ◎住民課長(塩崎幸恵君) すいません、子どもの数というのは幼稚園とか、中学生までというふうに考えてよろしいですか。              (11番牛房良嗣君「はい、分かりました」と呼ぶ)   それでは、ゼロ歳から15歳までの子どもの人数をお答えいたします。   平成28年49名、平成29年54名、平成30年61名、平成31年70名、令和2年75名。   以上となってます。              (11番牛房良嗣君「はい、ありがとう」と呼ぶ) ○議長(丸山真智子君) 牛房議員。 ◆11番(牛房良嗣君) 今、外国人の登録者と子どもの数を担当課のほうから報告がありましたが、5年ほど前から477名だったのが今637名ということで、160名ですかね、の増加になっております。それから、子どものほうは、今、話がありましたように、現在75名。28年頃だったら50名前後だったのが今は75名というふうなことで、大幅に増えてきております。   私がこれをあれしたのは、特に私が調べた範囲内では、外人の登録者が増えるということは、これは入管法が西暦2019年に改善されましてから急激に外国人の登録者が増えたわけでございますが、特にその中でも、家族と一緒にでしょうかね、子どもの数が急激に増えてきてる。これは、例えば令和2年の先ほど説明がありました75名のうち、ゼロ歳から5歳までが約50名、それからあと小学校、中学校の年齢に達してる人が24人います。ということは、こういう子どもたちが今、日本の学校、日本語をどういうふうにしてるんだろうと。これは、何かそういうことについて調査をされたことがあれば、結果についてどういうふうな状況になってるのか御報告をお願いしたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 池松学校課長。 ◎学校教育課長(池松貴恵君) 町内の小・中学校における外国籍の子どもの在籍数は小・中学校合わせまして十数名いますけれども、日本語指導が必要な児童・生徒は小・中学校に数名おり、それらの児童・生徒については学級補助員等が必要に応じて日本語指導等を行っているところでございます。 ○議長(丸山真智子君) 牛房議員。 ◆11番(牛房良嗣君) この前、新聞読んでおりましたら、外人の今、適齢期といいますか、入学する子どもたちに対する学齢簿を、これ日本人はちゃんと学齢簿があって、それによっていろいろな連絡とか、そういったことについて何か報告がなされてるようですが、外人の子どもたちについてはそれがないということで、今後それを整備しなさいというような指示が来てると思いますが、その辺はどうされておりますか。 ○議長(丸山真智子君) 池松学校教育課長。 ◎学校教育課長(池松貴恵君) 学齢簿に関しましては、外国籍の児童・生徒に関しましても日本国籍の児童・生徒と同様に適切に作成し、管理しておるところでございます。 ○議長(丸山真智子君) 牛房議員。 ◆11番(牛房良嗣君) いずれにしましても、今のは6歳から中学までの間の子どもたちの状況についてお聞きしたんですが、まだそこに行かない、小学校に行かない前の子どもが50名ぐらいいるんですが、そういったものはみんな、本来ならば保育園あるいは幼稚園等に通ってる方があるんですが、ほとんどそれは、皆さん方に私が各課に聞いても何かまだ分からないというふうな状況なんですが、私が町長に申し上げたかったのは、そういったようにこういった子どもの数がこれだけ非常に多くなってきてるということに対して、ただそれが増えましたというだけじゃなくて、例えば日本語学校をもっと教える、あるいは相談窓口をきちんと設置するというふうなことを行政として考えてもらいたいなということ。   で、以前は外国人との交流会とかありまして、十数年前までは続いてましたが、現在は途絶えておりますが、外国人との交流会を年1回ぐらいはやって、そうすればいろいろコミュニケーションも取れるし、子どもの問題あるいは暮らしの問題、そういった問題についての相談窓口とか、そういったものも併せて考えていただいたらいいのかなと思って、この問題を提起させていただきました。町長の御所見をお願いしたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今、議員が言われますように、志免町に外国人の居住者数が非常に増えてる。子どもに対しても多くなってるという現状でございます。保育園等で外国人の子どもたちに、話せない子どもたちに適切な指導が行われているかということは今聞き及んでおりませんが、子どもたちは非常に対応が早くて、特に長く日本におられる方は逆に母国語、本来の自分の国の言葉を忘れるぐらいに上達が早いというふうなことは聞いております。子どもたちは自然に言葉を身につける、特に幼児期の子どもたちはそういった能力が高いんじゃないかなというふうに思っております。   相談についても、いろんな箇所で外国の方のお悩み等を聞く場所ができればというふうに思っておりますが、今どういったとこでどういった相談内容があっているかは存じ上げておりませんが、これから増える外国人、子どもたちにもそういった支援が必要じゃないかなという思いはございます。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 牛房議員。 ◆11番(牛房良嗣君) 今回、この問題を取り上げましたのは、もちろん外国の子どもたちが、あるいは外国人の登録者が増えたということもありますが、今、コロナでみんなストップしております。したがって、今はこれから増えることはありませんで、外国人の方はこのままの状態で今塩漬けになってる。だから、私が申し上げるのは今のこの期間に、コロナが解決すれば、また大量に志免町あたりは外国人が入ってくることは間違いないんです。だから、そういった一つの準備態勢も整えていただきたいということで今回の問題を取り上げましたので、よろしくお願いします。   時間も来ましたが、最後の質問に入りたいと思います。   最後の質問は、病児保育の施設の受入れについて、再度お願いしたいということでこの問題を取り上げました。   病児保育というのは、皆さん御承知のように、急に子どもが病気とかけがをした場合、保育所に行けなくなった場合に子どもを預かって、親に代わって保育を提供する施設のことでございます。仕事で子どもの看病ができない親にとっては、欠かせない必要な施設であることはもちろんです。今、宇美町が先行実施しまして、平成14年から志免、須恵が加わって3町で病児保育の運営に当たってますが、ベッド数は僅か4床にすぎません。4万6,000の人口を抱えております志免町の働く世代のお母さんたちからは、志免町内での施設の設置要請が強くあります。ひとつ早期にこれは解決していただくようお願いしたい。   これは私は今でもはっきり覚えておりますが、町長が初めて就任された折に質問した記憶があります。町長はそのときに、しっかり検討しますというような話があって、もう既に5年以上経過してるわけでございまして、ぜひこの辺は、4万6,000名を抱える志免町としては早期に設置についての行動をお願いしたいし、今コロナでちょっと無理かもしれませんが、いずれコロナが鎮静化すれば、ぜひこれを早期にやり上げるような、今どういう状況になってるのかお聞きして質問を終わりたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 病児保育につきましては、私も以前から志免町にそういう施設ができないかということで、牛房議員から御指摘もありまして、進めているところでございまして、今現在、言われますように宇美町のおかべ小児科クリニックのほうで志免、須恵、宇美の3町によります病児保育を実施していただいております。志免町にとりましては、どうしても市内にお勤めの方が多い中で逆方向という形もございまして、それでもどうしても預けなくちゃいけない場合にはおかべ小児科のほうに行っていただいている現状でございまして、もう以前から、病児保育につきましては小児科の先生、また保育室等が必要になってくるということもございまして、お願いをしてまいりましたが、何とかできるんじゃないかという感触もございまして、今、協議を進めさせていただいてるとこでございます。ぜひ、病児保育につきましては町挙げてしっかり取組をさせていただいて、早期に開設ができるように進めていきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 残り1分です。   牛房議員。 ◆11番(牛房良嗣君) 以上で終わります。 ○議長(丸山真智子君) 牛房議員の一般質問を終わります。   ただいまから休憩に入ります。再開は11時といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午前10時50分              再開 午前11時00分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山真智子君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   一般質問を続けます。   次に、6番藤瀬議員。質問時間20分です。   藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) 通告に従いまして質問させていただきます。   今回の質問では、まず町民の生活の質を向上させる町民図書館についてお聞きしたいと思います。   そもそも図書館とは何なのか。時代の転換期を迎え、そのことが問われているのではないでしょうか。町民図書館とは行政が提供するものですから、町民生活の質を高めるものというのが共通認識だと思われます。しかし、私たちが求めている生活の質は時代の変化とともに大きく変わっています。ですから、町民生活の質とは何なのかということを常に再掲示しなければなりません。同時に、図書館の評価方法についても再検討が必要になりますし、図書館が提供する価値や機能も再構築し続けなければなりません。   志免町に町民図書館が設置され、年月が経過し、図書館が町民生活の質の向上に貢献してる手法も変わってきてると思います。さらには、図書館というのはメディアであり、蔵書という手法により意図を持って未来を編集しています。このことの意味をこうした時代だからこそ重く受け止め、常にその重大さを明確にしていく必要があります。行政が図書館を通じて行うミッションは何なのか。そのことについて、情報化時代における図書館の存在意義を明らかにするという趣旨を含め、質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。   まず、現在の志免町町民図書館の年間の貸出人数、また近隣の町民図書館の現状をお教えください。 ○議長(丸山真智子君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) 志免町の町民図書館の年間貸出人数についてですけども、令和元年度の年間貸出人数は3万7,201人となっております。それと、近隣の糟屋地区の公共図書館の貸出人数については、比較のため、下2桁を切り捨てて読み上げさせていただきます。古賀市9万400人、粕屋町7万9,600人、新宮町5万1,200人、篠栗町4万8,500人、宇美町4万3,600人、久山町2万900人、須恵町1万8,200人となっております。いずれもコロナ禍ということで前年度から減少傾向にあるということです。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) ありがとうございます。人口の人数、先ほど言われましたコロナの影響等もありますので、一概にこの人数ではかるものではないかと思いますが、その中で特に感じるのは、志免町よりも人口数が少ない宇美町が約4万ということで、志免町より多く貸出人数が出ております。そのことについて、前図書館長の教育長はどう感じられますか。 ○議長(丸山真智子君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) じりじりと利用者数が減少する傾向につきましては、志免町だけでなく、近隣市町、そして全国的にも同様の傾向が続いております。生涯にわたる読書活動というのは生きる力を育む、人生をより一層豊かにするという先ほどの議員の御説明のとおり、そういった点から、その重要性については周知のことでございます。ですが、昨今の趣味の多様化やメディア機器の発達により、大人も子どもも読書離れや活字離れが進んでおります。その結果が先ほどのお知らせのとおりでございます。この状況を重く受け止めて、何とか打開できるために、現在、図書館では細やかに読書活動推進に努めているところでございます。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) 続きまして、令和元年度9月の補正予算におきまして、子どもの読書離れについて改善するために、補正額歳出約1,300万円をかけて読書通帳を導入され、それに対して分析をきちんとされてると思いますので、お聞かせお願いいたします。   読書通帳の現在の発行数、合計数と、内訳で小・中学生に発行した数、また希望された一般の方の発行数をお教えください。 ○議長(丸山真智子君) 安楽社会教育課長
    社会教育課長(安楽実君) 読書通帳につきましては、昨年度補正をさせていただきました。歳出で129万6,000円で、歳入が75万5,000円ということです。こちらの読書通帳は、西日本シティ銀行の御協力をいただき、8,000冊を作成し、本年度、令和2年4月から運用を開始しようとしているところです。現在の発行枚数ですけども、昨年度末、4校の町立小学校に3,171冊、2校の中学校に819冊、今年4月に入学をした小学校新1年生に472冊、その他窓口発行で49冊ということで、合計で4,039冊を発行しております。小・中学生の所有率としては約88%となっております。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) 失礼しました。予算の中で、小・中学生は全児童に配付をするということでしたが、今の質問で88%といった状況ですが、この違いについてお聞かせください。 ○議長(丸山真智子君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) 読書通帳を作るのには図書カードというものを作っていただくことになります。こちらのほうには個人情報等が入ってますので、まず子どもたち、御父兄のほうに読書通帳を希望するか希望しないかということで、事前に学校を通して必要性というか、するかどうかの確認をしてこういう数になったということです。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) あと、補正予算の質問の中で、8,000冊に対して目標配付枚数を質問させていただきまして、金子教育長はその場で目標数はないとお答えをいただきまして、現状の配付枚数に対して教育長はどのように感じられますか。 ○議長(丸山真智子君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 原資の問題もありましたので、8,000冊を作らせていただいて小・中学生に全員配付する、それがまずは何よりも大切というところで、目標数はなしというふうに当時お答えしたというふうに記憶しております。今の御質問は、この88%という数字がどうかということではないかと思いますが、よろしゅうございましょうか。   88%は、先ほど課長が話しましたように、利用者カードの登録が通帳所持に必要でございますので、先ほど申しましたように、その登録をするために様式を提出をしていただくということが必要になっております。通帳を作らないという意思があって、残りの12%の方が作っていないというふうには考えておりません。まだ利用者カードの登録をされていない方が12%いるというふうに私は捉えておりますので、本来4月からの運用をしようと思っていたところでございましたが、このコロナ禍におきまして8月4日にやっと運用を開始したところでございます。   それで、まだ導入効果について御説明する段階ではないと思っておりますけれども、通帳に記載する方々の様子は、読書の積み上げをとても楽しみに行っていらっしゃるような様子が見られます。読書を積み上げるという、この喜びを広く伝えて、残りの12%の方々にもお伝えして、ついには100%を目指したいというふうに現在思っているところでございます。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) 現在の88%の配付率の中で1か月しかまだたってないということで、はかるのは難しいかと思いますが、現在、この通帳を持ってる方の実際に借りに来てる人数、約1か月ほどにはなりますが、何人でしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) 先ほど、教育長のほうからもありましたけども、8月4日から通帳に記載する機器を稼働させております。約1か月の利用人数のほうは298人となっております。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) 新聞で見たんですが、町長が新聞取材の中で、町内6小・中学校の図書館にも通帳印字の端末導入を検討してるという記事がございました。ですが、予算の説明の中では、各学校に端末導入をできないかという議員からの質問があった中で、設置予定はないと、なかなか難しいという回答でしたが、298人という人数の中で導入する検討に至ったところを教えてください。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 質問の内容がよく分からないんですが、もう一度お願いします。 ◆6番(藤瀬康司君) はい。もともとは各小学校に同じ読書通帳の印字器を置く予定はないという説明だったんですが、町長の新聞取材においては検討してるという回答をされてましたので、そこがどういった理由で変わったのかを教えてください。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 読書通帳につきましては、今現在、町民図書館での運用だけになっております。今、教育長にもその話をさせていただきました。将来的には、小学校の図書館もリンクするようになればということで、今すぐはできないかと思いますが、そういった形でぜひしたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) 私は、小・中学校に導入して、そこは図書館のほうにも来てもらえるような、連動するべきだと考えますので、ぜひ進めていただければと考えております。   次の質問ですが、現在、町民図書館は3階が図書館、2階に児童資料室がありまして、2階は利用者がいなければ現在閉まってるような状況で、利用するためには3階まで上がって開けてもらう必要があります。児童資料館の利用者は、2階が開いてなければ3階まで上がり、また2階に戻るという大変な苦労をされております。特に、児童資料館ということは、ほとんどが子ども連れの親御さんだと考えられます。現在の図書館の場所も奥にあり、また2階、3階という不便がある中、ぜひ一緒のフロアにするべきだと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) 2階の児童資料室、絵本の部屋については、閉架書庫として、言われるように、利用者の希望に応じて保管してる絵本などを貸し出しております。もちろん、3階のほうにも児童コーナーを設け、絵本など児童向けの本を配置し、貸出しをしております。   ほかに利活用とか、そういうものがないかというような御提案だとは思いますけども、このことは図書館に携わる者として問題を認識しておりまして、本年4月から新しい図書館長のほうを迎えまして、今後の町民図書館の在り方や将来像のほうを協議した際に、館長のほうから2階の児童資料室の活用の提案がありました。内容については、提案内容は、絵本を手に取り、親子でゆっくり過ごせるスペースを作るというものです。今後、図書館協議会の意見を聞きながら、実現に向け、計画的に作業を進めるようお願いをしているところです。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) そういった図書館長の新しい発案とか、そういうのをぜひ取り入れて、町民の皆様に一人でも多く本を取ってもらえるような状況をつくっていただければと思います。   次の質問におきましては6でまとめて質問させていただきます。   続きまして、現在DVDやビデオの貸出しを行っていますが、すぐに視聴ができるように、また自宅に機器がない方、特にビデオですね、がない方というのも多く見受けられます。視聴コーナーをつくって、すぐに見れるような環境をつくったほうがいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) DVD、ビデオの視聴コーナーということにつきましては、過去に設置をしておりまして、過去に利用者間のトラブルがあり、撤去した経緯がございます。今の現在の図書館のほうは、スペース的な問題、そして本を借りに来られた利用者への配慮や、資料の閲覧や読書ができる空間づくりが今の図書館の課題でもあるため、現時点では視聴コーナーを設けることは考えておりません。今後、町民図書館の大規模なリニューアル等がありましたら、そういうところにつきましても検討していきたいと思っております。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) 続きまして、タブレット図書館について説明させていただきます。   タブレット図書館とは、電子図書館と言われる場合もありますが、電子書籍をインターネット上で貸し出す図書館で、図書館に行かずとも本を借りれ、タブレットやスマートフォンで読むことが可能になります。また、スペースを気にしなくていいので、たくさんの書籍を保管することが可能になります。また、劣化の心配もありませんので、古い地図や貴重な歴史資料など保存、維持ができ、また紛失や延滞、貸出し中で借りれないという心配がなくなります。また、図書館の密を防ぐこともでき、コロナ感染予防や高齢者、障害者への配慮もできるメリットがあります。しかし、デメリットとしては、出版社の理解も必要となり、全ての本が必ずしも電子化できるというわけではありません。   しかし、アメリカや韓国では共通図書館の6割以上がタブレット図書館であり、またこれまでは電子書籍の提供に消極的だった大手出版社が積極的な姿勢に転じております。現在、電子書籍の市場が広がっている状況下、町民図書館での不正防止のセキュリティーがしっかりすれば、タブレット図書館も今後どんどん進んでいくと考えております。   図書館には、タブレットを持っていない方のためにタブレットの貸出しを行える用意をし、誰もがタブレット図書館を体感できるように整備をするべきだと考えます。また、年内にはGIGAスクールで1人1台のタブレットが児童に支給され、学校の授業や休み時間に電子書籍を利用すれば、今まで以上の本の品ぞろえが利用できるようになり、子どもたちに多くの本と触れ合う機会を提供することができます。   働く世代からは、図書館に行く時間がない、また図書館に仕事帰りに寄ろうとしても早く閉まってしまうという町民の声があります。多様化した町民の皆様に対し、本との出会いの場を公平に提供する意味でもタブレット図書館を導入するべきだと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 議員がおっしゃる、まずタブレットの貸出しについてですが、町民図書館内で読書検索をする。そうしながら書架のほうで本を探したり、あるいはインターネットの情報を閲覧したりするためのサービスであるというふうに捉えております。町民図書館では、文字が分からない幼児でも検索をできるという新しいシステムを昨年度より導入して、蔵書検索がたやすくできるようにしております。導入いたしました。館内に2台の検索機を、固定ですけれども検索機を置いておりますので、情報等はそちらのほうで御利用いただけるのではないかというふうに考えております。また、インターネットでの調べ物もできるように、パソコンを2台に増やしてサービスを行っております。現在、調べ物のためにパソコンを使うという方々が混雑するというような状況もほとんどございませんので、タブレット導入は先に見送りたいというふうに考えております。   2点目のタブレット図書館、電子図書館につきましてですが、議員がおっしゃいましたように、魅力的なメリットが多く上げられていることも存じておりますし、私も来館したこともあります。しかし、デメリットもありまして、例えば、外国では一般的になっている電子書籍も、国内では国内出版社のコンテンツが少ないということがデメリットとして上げられます。分類のゼロから9までバランスよく良書、新鮮なものを取り入れたいというところには難しい状況があります。また、他の図書館との相互貸借ができないというデメリットもありますし、大きいものとしては継続的に予算を確保する必要がございます。紙媒体の図書に比べまして何倍かの予算が必要になるというふうに聞いております。   そういう点からいたしまして、大変魅力的な電子図書館だとは思いますけれども、コンテンツの少なさ、財政面での課題を考えますと、導入するには時期尚早であるというふうに考えざるを得ません。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) やることに対してデメリットももちろんあるかと思いますが、最初の質問でしました図書館の利用者が現状少ない、または人口が少ない町にも負けているような状況の中で、新たな取組というのをこれからはどんどんやっていかなきゃならないと思います。   電子書籍でまだまだコンテンツが少ないといった部分もありますが、他市町村、特に福岡市も既にタブレット図書館導入を、たまたまでありますが、今議会で予算が上がってきております。そういったやるメリットというのをほかの町も感じてやってるわけですから、予算がかかる部分ももちろん十分承知はしております。ですが、やらなければいけない部分もあるかと思います。タブレット化することによって、現在の省スペースでより多くの本が取り扱える、そういったメリットもあれば、今までなかなか来なかった方も外で手軽に本を借りられるというメリットもあるかと思いますので、そこは導入すべきだと、または検討すべきだと感じますが、いかがでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) おっしゃってるように、様々なライフスタイルによって本が借りにくいとか、通勤の場所が、通学の場所が違うということで、そういう方もいらっしゃると思います。そこのあたりは各福岡都市圏17市町で図書館の貸出しは連携して、17市町の間ではどこでも借りれるというところになってます。ですから、志免町の方が実際、昨年度は3,000名ぐらい宇美町の図書館に行かれてるようです。ただ、志免町につきましても町外から7,000人が来られてますので、そこのところはライフスタイルに合わせてということで連携ができているんではないかなと思ってます。   あと、電子図書館の導入につきましては、今後近隣で導入されることもあろうかと思いますので、そこにつきましてはコスト面や効果等を十分調査研究していきたいとは思いますけども、今の志免町の町立図書館では実物の本を手に取って読んでいただこうということで、そういう読書活動のほうを推進をしておりますので、今現在は導入の予定というものはございません。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) 図書館につきまして、私は民間委託をしたほうがいいのではないかと考えております。今の志免町の町民図書館に足りないものは何かと。例えば、先ほど出ました宇美町や武雄市の図書館は、入ると明るい館内でわくわく感、また自分よりも身長が高い棚にびっしりと本が詰まっている多さ、その雰囲気作りだと考えます。   想像してみていただきたいんですが、明るい館内、たくさんの本、そして図書館にはソファーがあり、ソファーにはタブレットが1台ずつ設置されてます。すぐソファーに座り、タブレットをまず手に取り、まずは本を探すのではなく、館内にある、例えばスターバックスのコーヒーをタブレットで注文し、そして本を選び終わる頃にはスターバックスの従業員さんが笑顔でコーヒーを持ってくる。そして、ゆったりとしたソファーで本やタブレットを読みながらコーヒーが飲める。きっと時間を忘れてしまうぐらいリラックスした空間がつくれると思います。ほんの一例ですが、そのような魅力のある志免町の誇れる図書館をつくるためにも、民間の力を借りてやっていくべきだと考えますが、町長はいかがでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほどから図書館、また今回、民間委託のことについて御質問でございます。今、全国的に図書離れが叫ばれている中で、貴重な御意見だろうと思っております。武雄市の図書館は、数年前、出来上がったときから話題を呼んでおりました。いろんな意味で、いい面も悪い面もあろうかと思います。   その当時、今、民間委託の話ということでございますが、いろいろ民間委託についてできること、できないこと協議をさせて、図書館もその中に入るんではないかという話もございました。そのときは、図書館については町営でいこうという話で今進んでいるわけでございまして、これから時代とともにいろんなことが起きると思います。いかに町民の方に図書を利用していただくか、これが大事なことだろうというふうに思っております。これからもいろんな機会にいろんなことを検討しながら進めさせていただきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) ありがとうございます。図書館については以上となります。   続きまして、志免町独自の飲食宅配代行サービスデリバリー志免について提案をさせていただきます。飲食店の救済、買物難民の救済、学生アルバイト救済の3つの観点から提案します。   今や飲食はテイクアウトやデリバリーで買われる方が多くなってきました。特に、福岡市内ではよくウーバーイーツの配達員が見受けられます。御存じだと思いますが、ウーバーイーツはアプリで登録されたレストランからメニューを選び、自宅まで配達をしてくれるサービスです。自社で配達するにはバイクや配達員が必要になりますが、新たなコストをかけず、ウーバーの配達員が取りに来て、そしてお客様に配達をしてくれます。テイクアウトの需要も高まり、多くの飲食店が導入をしております。   この志免町においては、10店舗ほどですが、ウーバーの注文が可能です。とても便利のように感じ、ほかの市町村では多く配達が見受けられますが、この志免町においては飲食店が100店舗以上あるにもかかわらず、導入店舗が非常に少ない現状です。   現在、飲食店がウーバーイーツに登録するには2か月またはそれ以上の時間がかかり、また導入費、そして手数料の商品の35%を飲食店は取られます。そのため、飲食店は商品に35%以上、上乗せせざるを得ません。さらに、配達料がかかります。消費者にとっては、35%上乗せ、送料は大きな負担となります。さらに、アプリが必要となるため、スマートフォンを持ってない方はウーバーイーツを注文することはできません。   また、今現在、飲食店には行きたいけど今は行けない。人が多いスーパーにも行けない。特に、高齢者、免許返納された交通手段がない買物難民が多くいるのも現状です。そして、飲食店で今まで働いてた学生のアルバイトもアルバイト先がなくなっている現状があります。   そこで、提案するデリバリー志免について御説明させていただきます。   デリバリー志免は、志免町が注文を受けて配達をする仕組みをつくります。注文はアプリではなく、誰でも電話で受け付けるような形。そして、手数料、配達料は取らない。利用者、そしてお店にも優しい内容です。また、学生のアルバイトはアルバイト代が支給をされます。かかる経費はアルバイトの人件費のみで、飲食店、買物難民、学生アルバイトを救うことができます。町として3つの救済を進めるべきだと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 高山まちの魅力推進課長。 ◎まちの魅力推進課長(高山真佐子君) 今年4月の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出自粛要請を受け、東京都文京区では区内の事業者を対象に、アルバイト収入を失った区内在住の学生らを募集して、ワンコインランチに限った宅配代行事業を行ったという事例がございました。近隣の福岡市や大阪府などそのほかの自治体では、住民の外出自粛の促進とその影響を受ける飲食店への支援として、持ち帰りや宅配の利用者にはクーポン等の配付を、また事業者には必要経費の補助などを行っているところもありました。   いずれも外出自粛要請に伴う対策として行われたもので、現在、外出自粛が段階的に解除され、新しい生活様式の中で経済活動も行っていくということで、ほとんどのところではこの支援を終了し、これらのデリバリーの推進よりも、飲食店へ足を運んでもらい、地域経済を回復するための支援へと移行しているところでございます。   志免町でも、詳しくは予算委員会で説明をさせていただきますが、感染症対策を講じながら営業を続けている町内の飲食店を対象に支援金を交付する予定でございます。また、新型のコロナウイルス感染症が終息した後、議員の御質問もあったような事業を検討するかについては、現在でもコンビニやスーパー、生協、お弁当配達などサービスを行っているところも多々ございまして、現在、行政が主となって行う必要があるのかというところは疑問に思うところでございます。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) 志免町が飲食店が多い、そして高齢者の方が多いということで、買物難民の方、または飲食店が困っているような状況の中、救済の措置、今までのコロナとはまた別の内容でしっかりと行っていくべきだと考えられます。コロナだからやるんではなく、今現状、既に買物難民の方や交通に困ってる方を救済するべく、宅配だけではなくて、例えばスーパーの野菜とか、そういった配達も今後配達することも可能になる事業じゃないかなと考えております。飲食店、高齢者、そして学生の方々を救済するべく、ぜひ検討をお願いしたいと思いますが、副町長はどのように考えられますか。 ○議長(丸山真智子君) 丸山副町長。 ◎副町長(丸山孝雄君) 今回、この質問を受けてよくよく考えておったんですけども、コロナ禍のあれで一時的なものはあるのかな、しかしこれは永久的なものになると、もうちょっと時間をかけて答えを出さんといけないなという感じは受けておりました。ただ、一時的なものについても、今お店がいっぱいあって、そこんとこの配達とか云々を加勢しようて、これは行政的にまず無理な話じゃないかなということを私は思っておりました。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員。 ◆6番(藤瀬康司君) 例えば、福祉課で高齢者宅配弁当サービスの事業を行ってると思いますが、それにもひもづいてくるんじゃないかなと考えますので、ぜひ御検討いただければと考えます。   私からは以上です。 ○議長(丸山真智子君) 藤瀬議員の一般質問を終わります。   ただいまから休憩に入ります。再開は1時といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午前11時38分              再開 午後1時00分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山真智子君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   一般質問を続けます。   次に、4番木村議員。質問時間30分です。   木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 通告書により一般質問させていただきます。よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 御起立ください。 ◆4番(木村俊次君) 通告書により一般質問させてもらいたいと思います。よろしくお願いします。   通告書を読み上げながら進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。   水害対策について。要旨として、近年、異常気象による大雨の対策、取組についてということで質問しております。これは宇美川のことでございますので、よろしくお願いしたいと思います。   まず、町長にお伺いします。   今の宇美川の状況等、そして町長が最近、宇美川を何回か見られたと思いますが、その辺を報告をお願いしたいと思います。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 宇美川につきましては、事あるごとに気になるといいますか、今の状況、整備のほうは順調に進めさせていただいておりますが、県のほうからしていただいておりますが、しゅんせつ関係で非常に気になる部分がございまして、何回か宇美川を歩いて見て回ったこともございました。このことにつきましては本当に郡内の町長会でも非常に話題になっておりまして、しゅんせつの要望等も出させていただいてるところでございます。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 堆積土等、町長も見られたと思いますが、その辺はどのように感じてあるか。この部分がたまってるとか、この辺が改修工事が終わって流れるようになってるとか、その辺がもし分かれば報告してもらいたいと思います。私自身も調べておりますので、その辺をよろしくお願いします。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 堆積土につきましては、宇美川の全域にわたってかなりの堆積土がたまってるという状況は確認をいたしております。そのうちの数か所だけ昨年度しゅんせつをいただきましたが、状況はまだまだ改善できるものではないという認識をいたしております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 私の調べた結果を申し上げたいと思います。   まず、宇美川全体から見ますと、宇美町のアカバシから田富の鹿田、半分撤去され、半分はまだ堆積土が残ってると。田富鹿田から吉原鹿田までは大部分がたまっております。ですから、志免町全体から見ますと、志免橋を境に、志免橋の上は大部分がたまってるというような状態でございます。ですから、そこの志免橋下から御手洗までは大体堆積土が取られ、きれいな状態になってる。しかし、御手洗部分では、その部分からもう草が生え始めているというような状態になっております。しかし、大きな災害とかそういうときには水のほうは流れるっちゃないかなと思っております。   私が一番心配してるのは志免橋から上です。水害も何回も起こっている状態で、そこに今たまってるような状態で、今後また水害も起こるっちゃないかなということが危惧されますが、その辺について答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 宇美川の堆積土につきましては、県土事務所に何回も行きましてお願い等もしてまいりました。県の担当者も、予算的なこともあり、国のほうにもぜひ要望を出してくれというふうな回答も頂いておりますが、基本的には下流域からずっと行っていくというのが県土事務所のスタンスでございまして、各町とも下流域から今少しずつしゅんせつを行っていただいております。したがいまして、宇美町はほとんどまだ手がついていないという状況というふうなことを聞いております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 今、報道されております。8月28日に西日本新聞で、佐賀県の大町町の水害。水害から1年ということで、この前、新聞に載っておりました。そのときは油が流れ、田畑が145億円、商工関係が130億円、公共事業で52億円。水害を出した場合、これだけ大きな費用がかかるということです。   ですから、その堆積土を早く撤去してもらいたいと思っておりますが、その辺について答弁はいつも、県の仕事、そしてお願いしてますということになってますが、そこに住んでる住民はそんなに簡単なこととは思っておりません。特に、水害が起こる吉原地区については、住民の方々は本当に、7月の大雨が降ったときも、今度の台風のときも、みんな不安がっておられます。宇美川が氾濫するのではないかというようなことです。ですから、町長は言ってあると言われますけど、その辺は早くできる方法はないのですか。その辺をお願いします。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほどから申し上げますとおり、宇美川の状況はなかなかしゅんせつ等が改善できていないという認識はいたしております。町のほうでというよりも、県のほうの河川でございます。県に要望するしか今のとこできない状況の中で、先ほど申し上げますとおり、郡の町長会でも非常にこれは危惧して、問題にして話題になってるところでございまして、毎年のように県土事務所との打合せの中ではしゅんせつについてお願いをしているところでございます。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 県の河川ということは分かっております。被害があるのは町民なんですよ。そこを分かってもらわないかんということですよね。県に何遍言っても県の動きは悪いという話も聞いております。しかし、水害があったときに被害を受けるのは町民なんですよ。特に、平成15年の水害とか昭和48年の大水害のときは全部町民の方が犠牲になって、それだけの費用がかかっておるわけですね。ですから、堆積物の撤去をなるべく早く、町長が何遍も言ってあるということは分かっておりますが、これはしつこく言う方法しかないと思いますが、その辺についてどう思ってありますか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) ちょっとこちらから質問させていただきます。   今、答弁の中で、私ども県の管理下である宇美川につきまして県にお願いするしかないというふうなことを申し上げました。議員のほうから、こんな方法があるんだということがございましたら、ぜひお知らせしていただきたい、お教えしていただきたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 一例を申し上げますと、私が農区長しているときに、宇美川の一部が崩れるといいますか、そういう状態でした。担当者に連絡し、県のほうから志免町のほうに来てもらいました。そのときに、脅し文句じゃないですけど、水害が起こったときにはあなたたちが責任持つんですかということをはっきり言いました。そして、もし直さんやったら一筆を書いてくださいと。そのぐらいの強い要望をしました。そのおかげで、田富の対岸の宇美町の井野の方面にはそういう改修工事が行われました。   ですから、水害が起こるということは、起こった人しか分からない部分が大いにあると思います。ですから、脅し文句じゃないですけど、そういうことを町長を中心に担当課が出向いて、何回でも行ってもらうしかないわけですね。それとか、一部では県議を使ってとか、そういう話も聞いております。それはなかなか難しいかもしれませんけど、そういう方々を使ってでも早くしてもらいたいと思いますが、その辺どうでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 確かに、要望は大切だというふうに思っております。で、県議を使ってということでございます。県議の先生方にもお願いしてしゅんせつのお願いをし、また国土交通省との要望活動の中で、国土交通省にも予算をつけていただくようにお願いをしております。そういった意味では、県土事務所に何度となく、これからも今まで以上に職員と一緒になって宇美川のことについてはお願いしてまいりたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) では、よろしくお願いします。何度も行ってください。方法は、県に行かなければこれは解決しないということですので、担当課と町長が何度も行って県と打合せしてもらって、早くこの堆積土をなくしてもらいたいと思います。   では、続きまして具体的な質問になってきますが、昭和48年以降、志免町の水害は何回発生したかということでございますが、たまたまそのときに水害に遭われた方と話すことができました。昭和48年の水害でございますが、あのとき吉原橋は木の橋でございました。木の橋で、流木とかごみがつかえ、ダムの状態になって、そして自宅の上が氾濫し、家が流されました。家族5人でどう対応するかということで、命がけで逃げました。そして、何で助かったかと聞きますと、その後水位が下がったから私たちは助かりましたと。要するに、水害に遭ったときにそういう方々が幾らでもおられるわけですね。ですから、私は何度も、今、堆積物を早く撤去してくれというのはそこなんですよ。その辺を考えてもらいたいと思います。   ですから、昭和48年以降に志免町で大きな水害が何度起こったかということを質問したいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 昭和48年以降に志免町で発生しました風水害につきましては、11回発生をいたしております。そのうちの床上、床下浸水等の住宅被害が発生した件数は4回でございました。このことにつきましては、今年の6月の議会最終日に地域防災計画をお配りした中の31ページにその詳細が詳しく載っております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) そしたら、2番目に入りたいと思います。   近年、異常気象ということでニュース等で、線状降水帯とか、50年に一度とか、100年に一度とか、100ミリ以上、110ミリ降りましたというような報道を今行っております。もし、この状態が宇美川上流、三郡のほうで降った場合、これはもう大変なことになると思います。ですから、そのときの宇美川の現状認識というか、近年の異常気象により一級、二級河川が氾濫して、大きな河川でも氾濫してるのに、宇美川はどういう状態になるかということ、その辺について説明をお願いします。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 宇美川の現状につきましては、平成15年7月に豪雨に見舞われまして、時間雨量101ミリの豪雨が発生をいたしております。平成15年から平成19年までの5か年で整備が完了したとこでございまして、それ以上の雨、例えば東峰村をはじめいろんなとこで災害が起きた雨等、私も東峰村に行きまして状況を聞きますと、バケツをひっくり返したような、線状降水帯ですか、すごい雨が降り続いたということでございました。その状況は宇美川では耐えれないんじゃないかという、これは想像でしかございませんが、そういったことで整備は行っておりますが、状況次第では危険が迫るというふうな状況もあろうかと思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 今、言われたように想定外ということで、私も想像はつきませんが、そのためにも、さっきから申し上げますように、堆積土の撤去をまずは起こらない前にしてもらったら第一歩は済むんではないかと思っております。ですから、くどいようですが、県に何度も行ってください。そして、堆積土を早く撤去してください。そのほうをお願いいたします。   じゃ、3番目に入りたいと思います。   宇美川の改修工事後に安全点検とかほかの補修箇所があったのか、実施したのか、その辺をお願いします。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 改修後の点検につきましては、平成23年に堤防点検が実施されております。日常も巡視をしているところでございますが、詳しくは都市整備課長のほうから答えさせます。 ○議長(丸山真智子君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 宇美川につきまして、安全点検については、福岡県で平成23年度に堤防点検を実施され、日常の巡視も実施されております。町といたしましては、出水期に宇美川の水位が上昇した後には必ず宇美川の点検をしており、護岸等の破損が発見されたら、速やかに福岡県へ連絡しております。改修、補修工事につきましては、これまでも災害復旧工事として護岸の破損箇所の復旧工事は実施していただき、巡視による点検を実施し、補修があれば、必要な箇所について随時対応してるというふうに聞いております。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 護岸については、町長が県のほうに行くということを言われましたので、この辺はしつこいようですが、お願いします。   6番についてお尋ねします。   吉原下流に土のうが置かれております。設置の理由と住民説明について、この辺についてお願いします。 ○議長(丸山真智子君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 土のうでございますが、土のうの設置の理由につきましては、護岸の根継ぎ部分が少々ずれている箇所があるということで、その保護を目的として大型土のうを設置しており、今後、経過観察を行い、必要があれば対策を実施するというふうに聞いております。現状では特に対策工事が必要な状況ではないということでございますので、地元への説明はしていないと聞いております。ただ、今後、対策工事が必要となれば、これまでと同様に地元町内会への説明は行われるというふうに考えております。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 土のう20個ぐらい置いてありますけど、近くの住民の方は、これは何かいなと言われるわけですね。この説明も聞いとらんし。これが水害の原因になった場合、県の言い分をおたくたちが聞いたことをただ言ってるだけのように聞こえるんですが、その辺についてどげんですかね。 ○議長(丸山真智子君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 県のほうに確認をしてまいりました回答ではございましたが、現場の確認をいたしますと、根継ぎ工より下もしくは同じような高さに載っておりますので、水の流れに対しましてはそこまで心配されるようなことはないかなというふうには思っておりますし、そういうことに県のほうが思ってあるというふうに考えております。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。
    ◆4番(木村俊次君) 水害に遭われた方々は、心配ないじゃないかということやないとですよ。心配してるんですよ。その辺は分かってもらわないかんわけですよ。極端に言うて、あの位置はどういうとこに、根基礎ブロックといいますかね、これが崩れとうわけでしょうが。どうして崩れたということは調べたんですか。 ○議長(丸山真智子君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 先ほど申し上げました出水期の後に、水位が上昇した後に、町の職員で現場のほう確認しております。そうしたときに、護岸と根継ぎの間に若干の隙間がありましたので、これは少々危険ではないかということで県のほうに連絡をしましたが、県のほうでは、先ほど申しますとおり、まだ対策をするような状況じゃないということでございますので、そういうふうに感じた次第であります。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) あそこは吉原橋の下になるわけでしょうが。上流見られました。上流は堆積土が多く積もっておるから、川の流れが4分の1になっとうとですよ、川の流れが。日頃から4分の1の水があそこの部分にぶつかって、そういう状況になっとうわけです。大雨が降ったときとか、そんときは水量が多いから、全部あそこにぶつかるわけですね。ぶつかるから、あれが崩れとうわけです。普通、崩れることはないわけでしょうが。川幅が狭くなってるから、普通、2分の1のとこもあります。しかし、その上流はもう4分の1なんですよ、集まる部分が。その水が勢いよくあそこにぶつかるから、あれが崩れとうわけです。ですから、近くの人に聞いたときは、工事はこれは何かいなというようなことを言われました。   ですから、そういうこともあなたたちは簡単に、そりゃ心配せんでいいよと言われますけど、近くの人、水害に遭った人たちはそんなもんじゃないとですよね。その辺は分かってもらわないかんと思いますがね。その辺について、課長、お願いします。 ○議長(丸山真智子君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) これも認識の問題なのかもしれませんが、私どもが県のほう、もしくは県庁のほうに要望活動に行く際には、今年、先日も大雨特別警報が出ましたが、福岡県だけ4年連続で出てるということで、住民の方もその辺は心配してるということで、それを言いながら要望活動は行っておりまして、昨年は、先ほど町長が申しましたとおり、11月に国土交通省に行きまして、その後、県庁の県土整備部のほうに要望活動に行きまして、そのとき町長のほうからしゅんせつ土があるということで県土整備部長のほうにお伝えしましたら、速やかに撤去するということで今回何か所か工事をしていただいてるんですけども、そういうふうな認識で要望活動等々は行っておる次第でございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) そしたら、水害があったら県が責任持つということになるわけですかね。県がこれでいいですよと今言われようから。住民の方々とそこにギャップがあるわけですね。町としては、ただそこに中継ぎとしてしてるというような状態ですか。河川が、あそこが氾濫した場合は、責任は誰が持つんですか。その問題があると思いますよ。ですから、私は、堆積土をのけてもらって、川幅を広くしてもらって、そして水害がない安心・安全の町をつくらなければならないと。安心・安全の町をということが、そこは不安が住民の方には出てきとるわけですね。その辺についてどう思ってあるか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 吉原橋の下流部分の土のうの設置につきましては、先ほど都市整備課長が申し上げますとおり、現状では対策工事が必要ではないということではございますが、現状をしっかりと観察していくと。で、少しでもそれから異常が出れば早急な対応をしていただくというふうなことは県土事務所のほうから伺っておりますので、しっかり状況を随時確認しながら対応していきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 消防団、消防署で水防訓練とかしますね。川の土手が崩れたときにこういうやり方でしますとか。そういうことで、消防団とか消防署には何も連絡してないんですか。そういう訓練もしておるわけでしょうが。ですから、多く水が出たときにはそういう方法で、第一に出てくるのは消防団、消防署も出てきますが。そういうことで、水害にならないように、堤防が切れないように、そういう方法を、する方法等を消防団でしておりますが、その辺についても消防団、消防署にも連絡してもらって、やっぱりみんなで安心・安全のまちづくりをしていかないけないわけですから、その辺についてお伺いします。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほど、課長が申し上げますとおり、現状の状況ではまだ地元へ説明する状況ではないということでございますので、県土事務所も土のうを置いて状況を見てる状況でございますんで、県土事務所としても注視をしながら今後の状況をしっかり見るということでございますんで、地元消防団、消防署等について、今の現時点ではこういう状況だという説明は今の状況ではないということでございます。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 何で、皆さんに知らせてもいいんじゃないですか。多くの方が知っちょったほうがいいっちゃないとですか。何で知らせないんですか。その理由が分かりません。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 状況が逼迫している状況であれば当然お知らせして、先ほど課長が申し上げますとおり、改修工事するときにはお知らせする。今の現状で逆にお知らせを、何でお知らせをしない、県土事務所としては今の状況ではそこまで必要ないと言っているわけですから、私どももあえてそこまでする必要がないと判断してるとこでございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) そしたら、県が必要ないから町はしないということですね。それでいいんですね。そこちょっと確認したいんですよ。住民の方々は、何があってるんですかと聞かれるんですよ。知っとうねと言われるんですよ。それを、いや、これは知りませんよ、県の河川のことですから私は知りませんよて。町内会長も知らない、誰も知らないような状態になっとうわけですね。それでいいのかと。こういうことで、この部分が今崩れておりますとか、そういう説明もできるわけでしょう。何でしないでいいのかと。県が言うからしないでいいのかと。そこを聞いておるわけですよ。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 説明をするとなると、対応策、改修工事とかする場合には当然必要になってきます。今、観察をしてる状況で説明して、じゃ、どうするのかって言われても、今は観察中ですというような説明ではつかないという状況でございますんで、そこまでしないということでございますんで、当然、改修工事をするときには先ほど申し上げますように説明をするということでございますんで、あえてそこまでは必要ないということでございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 今は観察中ですという説明すりゃいいやないですか。今、観察中ですと。県からこう言われておりますということを、町内会長だけでもいいし、そういう説明を、組長会議でもいいから、こういうことで置いています。あれは何かいなとか言われようとに、今、観察中でこげなふうになっておりますということ、そのくらいは言えんですか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 町内会長、農区長には、そういう状況だということは説明をさせていただきたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) しつこいようですが、改修工事を早くしてもらいたいと思いますので、町長、今まで以上、土木事務所、国等に行ってもらって一生懸命やってもらいたいと思いますので、その辺よろしくお願いします。最後に何かあったらお願いします。 ○議長(丸山真智子君) 丸山副町長。 ◎副町長(丸山孝雄君) 今、吉原橋の下流、左岸側については、もう一度県のほうと確認を取りたいと思います。ただ、宇美川のしゅんせつについては、特に吉原大橋から上流側は、志免橋から上のほうはいまだに堆積土がたまってます。ただ、行政もずっとしゅんせつ要望をやってきたから、御手洗、稲城橋、今回は片峰新橋、ずっと撤去してもらってるんですよ。で、冒頭、町長が言われたように、しゅんせつするには上流から取るとこはないです。全部、下流側からやります。   それと、宇美川の流域の延長は、御存じだろうと思いますけども、18キロあるんですよ、18キロ。それで、ずっと要望してきとって下流側からずっとやってきてますけども、それはずっと要望、志免の過去議員の方々にもいろいろお願いして陳情していただいた経緯もございます。それでやっとここまで今やってきております。ただ、吉原んとこは長くしゅんせつされてないから、本当、心配だろうと思います。   で、一応、一番最後に宇美川がやられたとが平成15年の、御存じのとおりですね。これ全部、梅雨前線関係ですよね。それやられて、それから5年の事業かかって、国、県から補助金頂きましてやりました。その事業も、災害関連と復緊事業と分けて一緒にやっていただいた経緯もございます。それだけ私たちも宇美川については常に注視しております。その気持ちだけは、意気込みだけは分かっていただきたいと思います。県も最近、朝倉とかあの辺の災害が起きて、そちらのほうに予算ほとんど取っていかれております。うちのほうもその中で、要望があったから、しゅんせつも今日までぽつぽつながらやっております。ま、もうちょっと時間はかかるかもしれませんけども。   それともう一つ、今、何が問題か。お金もさることながら、しゅんせつの土をどこに持っていくのか、ここがネックになっております。そういった現状でございます。私たちも引き続き、宇美川の安全管理にはしっかりと努めてまいります。また、住民にお知らせするときはしっかり説明したいと思います。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 今、副町長が説明されました。私が何を心配してるかというと、平成15年から工事して、今、堆積土が水害前に近いようにたまり始めたということが一番の心配の要因でございますので、その辺を、今後とも町長はじめいろんな方々を使いながら宇美川の改修工事を行ってもらいたいと思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。町長、何かありましたらお願いします。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 副町長が言われますように、宇美川につきましてはしっかり注視をしながら、今後も引き続き要望活動を行っていきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 2番に入りたいと思います。   保育士の確保について。福岡市では、不足する保育士を安定的に確保するため、保育士確保事業補助交付要綱を定め、家賃助成補助金と就学支援補助金を実施している。志免町の保育士の確保に向けた取組について質問したいと思います。   まず、町長、このことについて知ってありますか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 一般質問を受けて、福岡市の状況は今回初めて知ったわけでございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 一般質問してから、私もこの頃知ったわけでございますので。それについて、福岡市は保育士を確保するために家賃の補助、それと育成支援補助金ということをつくって、保育士の募集をかけたときにほかんとこより要件のいいようなことを公開しております。同じ都市圏でありながら、福岡市が確保するためにそういうことをしておるわけでございますので、糟屋郡をはじめ、この周辺の市町村は大変迷惑かかっております。確保するためにも、要件が福岡市のほうがいいわけでございますので。これについて町長の、今後どういう形で行っていく、要するに志免町の保育士の確保のために具体的に何かありましたらお願いします。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 福岡市の事業、もともと福岡市との地域手当の格差がございました。福岡市は10%、志免町は6%でございました。そういった条件下の中で何ができるかということでございます。いろんな取組をする中で、以前は保育士等の臨時職員が任期5年で切れていて、おってもらいたいけど、その任期でどうしてもやめてもらわざるを得ない状況下でございました。これが、今後は任用職員制度の変更に伴って、勤めていただく場合には長く勤めていただくような措置もできております。   いろんな保育士に関わる負担、一つは資格を持っても悪条件というか、給与面だったり業務の多さ、責任の重さ、人間関係と言われてるように、いろんな条件下で働いていただいているわけでございますが、そのうちの一つ一つ、業務量の多さにつきましては今ICT化の事業を進めさせていただいておりまして、28年度から3施設、志免さくら、あいあい、別府つくしがICT化に取り組んでいただいて、今年度は亀山、タンポポ、ラピス、空飛ぶくじら等がICT化に取り組んでいただいております。そういった意味で、少しでも業務が多忙にならないように、そういった取組を町として行っている状況でございます。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 民間の保育園もこの対象になってあることは分かってあるんでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) それは福岡市のことですよね。志免町もそうなんですが、先ほど言いますICT化も民間も含めて行っておりまして、福岡市が民間も一緒になっているというのは今回の一般質問の中でも知ったわけでございます。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 町長に要望したいのは、ほかの市町村は分かりませんけど、糟屋郡の町長会でもこのことを議題にしてもらって、他市町村、特に福岡市の動き、極端に言うたら、福岡市は第5次福岡市子ども総合計画の中にこれが入っておるんですよ。それは、令和2年度から令和6年度まではこういうことをしていきますよということを言っておるんですよ。ですから、最初に言った補助金の要綱は今年度の末で終わりますけど、今後もそれが続いていくということを福岡市がもう打ち出しておるわけですね。ですから、このことについて志免町も、糟屋郡の町長会でも、こういう話で保育士の件で福岡市が一本勝ち、お金を、補助金を出して全部持っていくような、要件がよければ職員も全部そちらのほうに行くわけですから、そういうことを皆さんと考えながら今後進めてもらいたいと思いますが、その辺についてどうでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほど申しますとおり、福岡市との地域区分の差、給料の差というのも当然あるわけでございまして、今回、福岡市がいろんな事業を進める中で、保育士の家賃補助だったりそういったものにつきまして、糟屋郡だけではなくて都市圏の筑紫野市だったり春日市も、そこからぞろっと福岡市に保育士が流れたという経緯もございました。そういった意味では、何につけても福岡市は都市圏で相談もなくて独自にされます。非常に私ども福岡市と隣接する中ではやりづらい面があるわけでございまして、都市圏の会議の中でもそのことは触れる市長さんもおられますが、なかなか福岡市さんがその辺は独自の考えで進められますんで、大変困っているわけでございまして、できる限り保育士の方の費用面だったり待遇面だったりは近づけるように頑張っていきたいというふうに思っております。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) 今、町長が言われたように高いアンテナを立てて、そういう状況を見ながら、糟屋郡志免町の保育士さんたちが待遇の悪くないような方法で、今後とも郡の町長会とか広域で話すときにはそういうことを言ってもらって、志免町にいい保育士が来られるような、行政が後押しできるような、そういうことを考えてしてもらいたいと思いますが、その辺についてお願いします。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほどから申し上げますとおり、福岡市とのいろんな差は当然あるわけでございまして、保育士に限ったわけではなくて、いろんな部署で人材不足、介護士だったり、いろんな部門でそういった事例もあります。何とかそういう処遇改善を行いながら、志免町で働いていただくような努力をしてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員。 ◆4番(木村俊次君) これをもちまして一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(丸山真智子君) 木村議員の一般質問を終わります。   ただいまから休憩に入ります。再開は14時といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午後1時46分              再開 午後2時00分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山真智子君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   一般質問を続けます。   次に、3番亀崎議員。質問時間15分です。   亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) 通告書に従いまして一般質問をさせていただきます。   今回は、子育て支援についてと教育についてを御質問させていただきます。   子育て支援については、独り親世帯、共働き世帯、若年層、また共働き世帯の中でも経済的な理由のために働いている世帯、またキャリアアップを目指して働く世帯と様々な世帯があります。また、専業主婦の御家庭もあると思います。その様々な世帯に対して、きめ細やかな支援をしていくことが必要だと考えます。初日の町長のお話の中でも、子どもを安心して産み育てることができる町をつくるというお話もされていました。今後もその点については力を入れて取り組んでいただきたいと思います。   では早速、質問に入ります。   まず、子育て中の共働き世帯の割合はどのくらいでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 藤野子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(藤野和博君) 子育て中の共働き世帯の割合でございますけれども、正確な数字というのは持ち合わせていない状況でございます。ただ、子ども・子育て支援事業計画策定のために、昨年2月にニーズ調査を行っております。そのときに保護者の就労状況をお聞きしており、就学前の児童の保護者では、父親が就労してるのが89.3%、無回答が10.2%、母親が就労してるのが64.4%。この母親の就労につきましては、5年前の数値53.9%から10.5ポイント上昇しています。小学校の児童の保護者では、父親が就労してるのが82.7%、無回答が16.5%、母親が就労してるのが77.3%。こちらも5年前は72.9%から4.4ポイント上昇しております。   正確な数字ではございませんが、以上のことを勘案しますと、就学前の児童の世帯では半数以上、小学生児童の世帯では3分の2以上の世帯が共働き世帯ではないかと推測するとこでございます。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) 総務省の労働力調査においても、18歳未満の子どもを持つ72%の母親が仕事をしているという調査もあります。なので、大体6割とか7割ぐらいの方が共働き世帯ということになると思います。その中で、3番目の質問では、健康診断や予防接種、学校行事など、日程や案内に配慮はあるのかという御質問をさせていただいてますが、これは特に共働き世帯であれば仕事を休むとか、その日のために都合をつけなきゃいけないということになってくると思いますが、その点はいかがでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 徳永健康課長。 ◎健康課長(徳永康國君) 町の行事については、社会教育課が1月、2月に次年度の年間行事予定表を作成していますが、乳幼児健診は平日の開催ということと、予防接種に関しては接種を受ける方が医療機関に事前予約を取りますので、もともと町行事や学校行事とは重複しにくいと考えています。乳幼児健診は、毎月平日の開催としています。4か月健診、10か月相談、1歳6か月児健診は毎月1回の開催、3歳児健診は毎月1回ないしは2回の開催、2歳児相談が2か月に1回の開催となっています。日程の設定については、健診に携わるスタッフである小児科医、歯科医、歯科衛生士の都合もあり、平日の開催としています。   対象者が受診しやすくなるように配慮していることは、役場から案内した健診日に参加できなければ次回の健診日を案内して、受診できる機会を複数回設けています。予防接種については、保護者が医師会に加入している医療機関などから自分で医療機関を選んで、その医療機関が開いている時間内で事前に予約を入れて接種していただくことができます。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 吉冨学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(吉冨哲哉君) 議員おっしゃいますように、共働き世帯で一番重要なのは確かな日時、それから翌月のシフトを前月に申告する職場、前もって伝えれば出勤調整できる職場など、早く情報をつかめるかどうかが授業参観等の出席の可否に関わる場合もあると思います。学校行事の保護者に対する日程や案内の配慮につきましては、まず大きな行事、例えば体育会や運動会、卒業式などの行事については、日程が重ならないよう配慮をしております。また、土曜授業につきましても、例年、各校年4回実施しておりますが、小学校と中学校については兄弟児がいることに配慮して、日程が重ならないよう各学校の教務担当主幹教諭が調整をしております。保護者が日程を調整できるよう、1か月前をめどにお知らせできるように努めているところでございます。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) 乳幼児健診のところで平日に行っているという話でしたが、案内日に来れなければ次の案内の日にということになるというお話でしたが、次の案内の期間、案内の日も平日になると思います。これ土日はできないんでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 徳永健康課長。 ◎健康課長(徳永康國君) 健診に関わるスタッフである小児科医、歯科医、歯科衛生士の都合もあり、平日開催としております。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) 保護者が平日に来るということになれば、パートであればその日を休むので給料が減りますし、キャリアアップを目指してる方で、例えば職場の理解があまり得られてないような会社だと、こんな忙しい時期に休むのかということも考えられます。お医者さんとかの予定を土日に合わせてもらえないですか。 ○議長(丸山真智子君) 徳永健康課長。 ◎健康課長(徳永康國君) ちょっと難しいんじゃないかということで考えております。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) 平日だけというよりも土日も受けれるとか、平日と土日どちらでもいいとか、選択肢がたくさんあるほうが共働き世帯や子育て世帯には優しいまちづくりだと思いますが、町長はどのように考えますか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 言われるように、お勤め、先ほどから夫婦共稼ぎの割合等も言われましたが、共稼ぎをされている場合には平日なかなか休めないというのが現状ではないかなと思っております。医師会等にも相談しまして、日曜日開催を1回だけでもいいからまずはできないかという相談はさせていただきたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) ぜひよろしくお願いします。   しめ広報9月号に入っていた、来年度入学する児童の健康診断が行われる予定ということが書いてありますが、これが中央小が金曜日で西小が木曜日、東小が別の金曜日で南小がまた別の木曜日ということになるんですが、例えば木曜日に行きたい保護者が西小に行けないというときは、これは南小に行くようになるんですか。 ○議長(丸山真智子君) 池松学校教育課長。 ◎学校教育課長(池松貴恵君) 当該校に行けない場合は、あらかじめ言っていただいておいて別の学校に行けるようにしているところでございます。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) 例えば、西小の10月22日の木曜日に行けなくて、木曜日がいいとなると南小の11月19日の木曜日になると思うんですが、車持ってない方、例えば独り親で、車を持つと駐車場代とか維持費がいっぱいかかるということで持ってない方だと西鉄バスとかで行くことになると思うんですが、そういうときに例えば福祉バスで送迎してあげるとか、臨時便を出すとか、そういうことはできないんでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 答えられますか。福祉バスの利用ということになると、また違う。どちらが答えられますか。福祉バスということなので、福祉課長、答えられますか。   金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 今の件につきましては検討させていただきたいと思います。考えておりませんでした。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) では、次の質問に移ります。   子育てを学ぶ機会や悩みを話す機会はどれだけあるのかということですが、これは特に若年層であれば子育てを知らないということもありますし、自分が子育てについて知識がないことすら知らないということも考えられると思います。また、子育てに悩む母親の傾向としては、学歴が高い母親もまた子育てに悩む傾向が高いと言われています。今まで学校の勉強とか、社会人になっても自分でしっかり計画を立てて計画どおりに進めていたけど、どうしても子ども相手だと計画どおりにうまくいかないということで、今までできたのになぜできないんだろうと悩むことが多いと言われています。その点、今の若年層の子育てについて学ぶ機会ということと、子育てに悩んだ母親が悩みを話す機会というのはどれだけありますか。 ○議長(丸山真智子君) 徳永健康課長。 ◎健康課長(徳永康國君) 子育てを学ぶ機会といたしましては、マタニティー教室、ゼロ歳児親子教室、前向き子育て講演会、しめキッズ教室を開催しています。食に関することは、離乳食教室、食育講座で知識をつけてもらいながら相談する機会を設けています。保健師などによる赤ちゃん訪問や乳幼児健診、母と子の心の相談で相談をお受けし、子育て包括支援センターさくらの木では日常的に保護者からの悩みをお聞きする体制を整えています。子育て世代包括支援センターは、平日の日中であれば毎日開いています。ふれあいセンターに直接来ていただくか、電話の相談も受け付けています。栄養相談も行っています。   町民意識調査で、子どもを育てやすい町だと答えた子どもがいる回答者の割合が、平成29年度61.9%、平成30年度67.1%、令和元年度69.5%という結果になっており、年々数字が上がってきていることから、妊婦や母子向けの教室や相談窓口があることだけが要因とは限らないですが、これらがあることで保護者の皆さんの満足度が上がる一因となっている考えています。   前向き子育て講演会を開催した際のアンケート結果から、9割を超える方から、内容が大変良かった、子育てに大変役に立ちそうという回答結果を得ています。しめキッズ教室に参加して子の成長を感じた親の割合は87.5%という回答結果から、成果が上がっていると思っています。   このように、町民意識調査や講演会や教室開催時のアンケート結果から成果を読み取ることができると思っています。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 藤野子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(藤野和博君) 子育て支援センターの状況について御説明したいと思います。   子育てを学ぶ機会については、子育てセンターにおいても各種講座を行っております。未就学の保護者向けには、卒乳、おっぱいの卒乳ですね、幼稚園、保育園の紹介の案内、保健師によるけがや熱を出したときの対応のホームケア講座、絵本の講座、消防士による子どもの救命講習なども行ってます。父親を含めた保護者向けには夫婦講座、また毎週、赤ちゃんサロンでは保護者の交流や保健師による相談対応、マタニティーママ、パパ向けでは赤ちゃんサロンでの体験、前回の一般質問でも御説明しました多胎児家庭向けのツインの会などでございます。各講座とも保護者の交流や相談も行っており、センターでの相談件数は平成28年度が496件、29年度が521件、31年度が674件、令和元年度は777件と増加傾向にあります。   今年度につきましては、新型コロナウイルスの影響でシーメイトの休館、各種講座の中止など相談件数は減少しておりますが、シーメイトの開館後、開けた後ですね、センターの相談は上がってきてる状態で、外出自粛などで子育て世帯の交流の場の減少やストレスなどが影響してると考えております。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) 子ども未来プランていうのの25ページですかね、家族構成別に見た不安感や負担感、就学前児童保護者と小学校児童保護者というところの核家族の場合、不安や負担を感じるは12.7%、独り親の場合25.4%、小学校児童の場合は核家族が12.0%、独り親が34.5%というふうにあります。先ほど、様々やられて、すごい勉強になることであるとか仲間づくりっていうのはできると思いますが、独り親の場合はどうしても子育てと、仕事をして自分の経済的な負担もかなりあると思います。そういうのにたくさん参加しながら、また仕事をして育児をするというのはかなり難しいと思いますが、そういう独り親の悩みであるとか声を聞く場というのは町長どのように、取られてるとかされてることありますか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほどから担当課のほうで相談窓口の紹介をしておりました。独り親に限らず、子育てに悩む親御さんは大変多くなっている状況ではないかと思っております。独り親に限ってのその部署だけの相談というのは私は認識しておりませんが、先ほど申します包括支援センターのさくらの木等でしっかり相談窓口を開設して、相談を受けているところでございます。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) では、続いての質問に移ります。   大阪府の茨木市というところなんですが、そこで子育ての悩みとか相談に乗っている団体の方にお話を聞いたところ、大体相談に来るお母さんは睡眠不足のことが多いと言われています。また、そういう相談の場に行かなくても、夜泣きとかで睡眠不足になると思います。赤ちゃんの泣き声で起きるのは、男性の場合はあまり起きないけど、女性のほうがそういうのではかなり起きるということもあるので、やはり睡眠不足に陥る可能性が高いと思います。その点から、託児などをして安心してぐっすり眠れるような場所を提供してはいかがでしょうか。
    ○議長(丸山真智子君) 藤野子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(藤野和博君) 議員のおっしゃいます睡眠不足解消の託児を行う場所を新たに設けるということでしょうけども、基本的には難しいと思います。保育園に入園する方は、仕事中は保育園にお預かりしてますんで、保育園に入所されてない方というふうに捉えておりますけども、そういった方につきましては、保護者のリフレッシュも目的に、未就学児童をお預かりする一時預かり事業を南保育園等で実施しておりますので、こういった事業を利用いただくよう御案内したいと思っております。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) その制度を使ってる方というのは新規の方が多いですか。それとも、一回使ったらまた使おうかなという方が多いですか。年間の利用者とか利用回数、もし分かれば教えてください。 ○議長(丸山真智子君) 藤野子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(藤野和博君) すいません。今、手元にはありませんけども、南保育園とか登録制にしておりますので、登録の申込みをしていただいて、そういったリフレッシュ、保育園に通っておられない方ですので、例えば保護者の都合が、保育ができないときとか、本当にリフレッシュでとか、睡眠不足もあるかもしれませんけども、そういったので利用できるようになってます。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) 今までの質問の中でも、いろんな課にわたって相談に乗ることであるとか、1つの課で対応できないことも多々あると思います。なので、そのために、子育て世帯を全面的に支援する専門職を育成してみてはいかがでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 藤野子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(藤野和博君) 多課にまたがってるというのは事実だと思いますけども、基本的に、先ほど健康課長が申しました子育て世代包括支援センターさくらの木の保健師や子育て支援センターの保健師や子育て支援センターの保育士は、子育て世帯を支援する専門職だというふうに考えております。妊娠期や出産直後など精神的に不安定な場合はさくらの木の保健師が、子育てについての悩みなどは子育て支援センターの保育士がその家庭に寄り添って支援していると認識しております。   また、家庭に様々な問題を抱えた要支援児童の家庭につきましては、要保護児童対策地域協議会の中で関係機関と情報共有や連携を行い、支援に当たってるとこです。そういう世帯につきましては、いろんな機関、例えば子育て支援課、健康課、学校教育課、福祉課、児童の在籍する保育園や小・中学校、民生委員・児童委員や児童相談所など、その家庭に応じた対応、見守りの支援を行ってます。議員のおっしゃる全面的に支援する専門職が、例えば1対1で対応するだけではなくて、いろんな専門機関が対応することによって多様な世帯に対応できるんではないかと考えるとこでございます。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) ありがとうございました。今もされてると思いますが、そういう御案内であったりとか、あとは課との連携であったり連絡事項など、これまで以上に今後ともぜひよろしくお願いします。   では、続いての質問に移ります。   教育についてということで、志免町の将来を担う人材の育成のために独自の奨学金制度をつくってはどうかということで御質問させていただきます。   私のことで恐縮なんですが、私は奨学金で高校も大学も通っていました。月の返済が3万円あって、最近高校のほうが返し終わったので、今2万円、毎月返してるところです。私が奨学金と初めて向き合ったのは大学3年生の頃です。大学に進学したのは、弁護士になるという夢を抱いて進学をしました。しかし、3年生のときに、みんなは就職活動する、私はロースクールに向けて受験勉強するという進路の岐路に立ったときに、奨学金の返済に関する説明会というものがありました。その中では、お金を借りてたんだと。当然のことなんですが、そのとき初めて、これは返さないといけないお金なんだなと改めて認識しました。   そのときに、ロースクールに進学するとさらに奨学金を借りることになります。さらには、ロースクール卒業後に最難関と言われる司法試験に受かるのかという不安も付きまといました。1,500万円とか2,000万円近い借金をして国家試験に臨んで、もし落ちたらどうなるんだろうと、自分の人生がすごく不安になりました。私は母子家庭で7人兄弟の下から2番目なんですけど、母親とそのとき、どうしようか。ロースクールに行って司法修習生に無事なってもバイトもできないという話をしたところ、そこまでの面倒は見れないと言われ、ロースクール進学を諦めました。今になって思うのは、そのときできないと言った母親もすごくつらかっただろうなと思います。   その中で、例えば先ほど木村議員の質問でもありました保育士になりたいとか、町長もさっき人材が不足してる介護士さんになりたいという夢を抱いたときに、進学するお金がないから諦めようということではなく、そこは志免町に住んで、志免町のために働いてくれるんやったら志免町がどうにかするよということが伝えられれば、勉強もして、しっかり知識も身につけ、志免町に住んで、志免町のために働こうかと思う方が出てきて、人材の確保もでき、また定住にもつながり、人口も増え、その方たちが子育てしてくれれば、また子どもの数も増え、そして近くの飲食店に御飯を食べに行ったり、スーパーで買物をすれば地域の経済も潤うと思います。   今、お話ししましたように、一つは、子どもたちが夢を抱いて進学したい、その夢に向かって進みたいと思ったときに経済的な理由が足かせになってほしくないというところと、町がするには町に住むこと、町で働くことなどを条件にして、奨学金を貸すのは例えば日本学生支援機構とか今までどおりのところに貸してもらい、返済の部分で志免町が、例えば10年間その仕事を続けて志免町に住めば返済を免除しますよとか、働いてる間、毎月毎月、その月を志免町が返済しますよというような制度があれば、なって、その仕事給料低いっちゃないとと周りに言われても、奨学金という支出が減ればかなり働きやすくなるし、夢に向かう原動力になると思います。   今、お話しした夢と町への定住や人材確保という2つの目的で奨学金制度について話をさせていただいてますが、まず子どもたちの夢、子どもたちに夢に向かって突き進んでほしいという思いに対して教育長、何かお考えがあれば、すいません、通告書にないんですが、もし考えがあればお聞かせください。 ○議長(丸山真智子君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 地方創生事業の一つとして、若い世代のUターン及び定住を促進するために、奨学金の返済免除を盛り込んだ独自の奨学金制度を打ち出している自治体があることは十分承知しております。奨学金返済免除という形での教育支援につきましては、義務教育だけでなく上級学校での学びを見届けるという意味でも、教育委員会といたしましては大変興味深く思っております。私ども教育委員会は、子どもたちの夢を支え、志を支える部署だというふうに思っております。   経済的に厳しい学生が奨学金を受けて志を高くして学び、そして修了した暁には、議員がおっしゃるように、志免町で職に就こうとする方々もいらっしゃるのではなかろうかというふうに思っております。息の長い事業になりますれば、町の活性化に資するところも想像に難くないところでございます。ただ、実現に向けましては、原資の問題だけでなく、いろいろな課題が想定されますので、先駆的な取組もたくさんありますので、教育委員会といたしましては夢を支える、応援をしたいと思っておりますので、ここは注視してまいりたいと思っています。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) ありがとうございました。では、町長、奨学金の返済のところに町が関わるということですが、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 亀崎議員の御質問の中で、夢のある、夢を持った子どもたちがその夢に向かって進むというのは非常に大切じゃないかなと。実は、私の知り合いも医学部を目指して、非常に厳しい状況で奨学金で医学部を卒業し、他県ではありますが、医学部の場合にはその県でしょうか、卒業して医師の免許取ってそこの県に勤務すれば、10年近くですか、すれば奨学金の返済猶予という形でなってると。で、その方は、そこの佐賀県で医者を10年されて、今、志免町で開業されておりますが、そういった方もおられます。そういった夢をかなえることは非常に大事じゃないかなと。   で、志免町で、先ほど教育長が申し上げましたように、ほかの自治体でもそういった取組をされていると。主には人口が減少してる自治体が多いわけでございますが、これからのいい人材を育てる意味、それから夢をかなえる意味からすると非常に大事なことではないかなと。実現が可能であれば、そういうのを取り入れていければと思いますが、現実的には非常に難しい面もありますが、せっかくの御質問いただいて、そういう取組が可能であるかどうかの検証はしっかりさせていただきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) 例えば、月2万円を代わりに町が返済するということになって、御主人が保育士さんでお母さんが介護士さんの場合は4万円返済が浮くことになると、子どもをもう一人つくろうかとか、そういう余裕ももしかしたら生まれるかもしれません。また、子どもが生まれたら志免町も活気づくのはもちろん、先ほど申しましたように消費活動というのも促されると思いますので、ぜひ前向きに御検討のほどお願いします。   一般質問を終わります。 ○議長(丸山真智子君) 亀崎議員の一般質問を終わります。   以上で本日の日程は全部終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              散会 午後2時30分...